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2019 / 10/18 (金)
分子栄養学
副腎疲労と筋膜性疼痛症候群(MPS)
【副腎疲労とは・・・・】
だるい、朝起きられない、やる気が出ない、常に首や肩がはっているなどなど・・・
こんな症状に悩まされていませんか??それは、副腎疲労の症状かも・・・
副腎疲労とは、読んで字のごとく副腎が正常に機能しないほど疲弊してしまった状態。
では副腎の役割は?それは、重要なホルモンを分泌しています。
抗炎症や抗ストレスに作用するコルチゾール・・・。
炎症やストレスがあるとコルチゾールが常に出っぱなしな状態に・・・。
結果、副腎疲労になります。そして、副腎疲労は低血糖症とセット。
副腎から血糖値を上げるホルモンも分泌されます。
副腎疲労がひどくなると、血糖値が上げられなくなり低血糖症になってしまうのです。
【低血糖症になると】
低血糖症は生命の危機なので、なんとか血糖値をあげようとアドレナリンがバンバンでます・・。
アドレナリンは戦闘モードで交感神経優位になるホルモンなので、過緊張状態に・・・。
結果筋膜の癒着につながります。また、朝や昼の血糖状態は夜の血糖状態につながります。
1日かけて血糖値の乱高下があったりすると、夜寝ている間に夜間低血糖がおきている可能性も。
朝おきて、寝違いや歯の痛みが夜間低血糖の可能性大!
【副腎疲労と筋膜性疼痛症候群の関係】
副腎疲労で過緊張状態が続くということは、もちろん筋膜性疼痛症候群になります。
筋膜性疼痛症候群とは、使いすぎや間違った使い方や使わなすぎにより筋肉を包んでいる膜(ファシア)が肥厚し滑走性を失い
痛みや時にはシビレを伴う症状を言います。
常に交感神経優位で呼吸も浅い人は、肩こりや首コリ、腰痛を抱えていることが多いので筋膜性疼痛症候群(MPS)かも??
【副腎疲労と筋膜性疼痛症候群の治療】
筋膜の癒着は、エコー上で白く厚くうつります。当院は、エコーを見ながら筋膜の癒着を鍼でリリースしていきます。
その方の症状の程度にもよりますが、回数を重ねていくと筋膜の癒着がリリースされていきます。
そして、生活指導と栄養指導です。必要な方には栄養カウンセリングも受けて頂いております。
食べたものがその人の身体になるので、その方が普段どのようなものを食べているのかということは、治療の経過にとても影響します。
鍼、栄養によって、痛みやシビレが改善していきます。
ご自身が交感神経優位だなと感じている人は、ヨガや瞑想なども有効的。
ぜひ、慢性的な肩こりや腰痛、副腎疲労の症状にお困りの方は、はり治療院ここからへご相談ください。
↓の動画は、食いしばりなどで白く癒着している咬筋を鍼で刺鍼している様子です。
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